★11月の限定入荷コーヒー★第2段✨公開です!
フィリピン✨
ベンゲット
Kapitako
ウォッシュト
中深煎り(フルシティロースト)☕️
苦味★★★★☆
酸味★★☆☆☆
甘み★★★★☆
香り★★★☆☆
コク★★★★☆
しっかりめの苦味と、コクのある黒糖のような甘み、爽やかな香りが楽しめます♪
日本では普段なかなか入手の機会がないフィリピンコーヒーです!
希少なコーヒーですので普段より特別な時間を過ごしたい時の1杯にぴったりです!
らぶこーひーの仲間たちと、甘いものと合わせて飲んでみましたが、非常にマッチして、苦味と甘みで、とってもまろやかになり、最高の時間を過ごせました♪
ぜひ飲んでみてほしい一杯です♪
【フィリピンのコーヒーについて】
フィリピンのコーヒー栽培の歴史は長くスペインに占領された頃に導入されました。
首都マニラがあるルソン島の北部コーディリエラ行政地区の各州にアラビカ種の生産地域が広がっています。
超小規模農家が伝統的製法で、コーヒーを精選・乾燥し主に水洗式で仕上げています。
フィリピンでは、数多くの品種が点在しており、コロス村ではブルボン種(イエロー、オレンジ、レッド)、K7、カティモールが主に栽培されています。
ワールドコーヒーリサーチに葉っぱのサンプルを送り、DNA鑑定をしてもらったことで判明したそうです。
現在、このコロス村では苗場を行政に登録申請し、苗木の販売を始めようとしています。
毎年徐々に品質は上がってきており、今期のクロップでは酸の明るさに向上が見られます。
香味でもナッティだけでなく、アップルやキウイのようなフルーツ感も感じるようになりました。
【環境を守るコーヒー栽培】
フィリピンでは、コーヒー栽培は副収入程度の生産量。
農家さんの収入源は、ハヤトウリの栽培・販売です。ハヤトウリは、山の斜面にワイヤーを張り巡らし、ハヤトウリの蔦を絡ませて、直射日光を当てて栽培します。
つまり、自分たちの山を伐採して開けた土地にすることになり、それをすると山の保水力がなくなり、自分たちの村に水を供給することが困難になります。
また、木がなくなることにより、それまで森林の根っこで支えられていた地盤が緩み土砂崩れが起きやすくなります。
そこで、現地NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク」は、農家さんに植林を促すとともに、その植えた木の下でも育つコーヒーを導入。
ハヤトウリに変わる収入源へと変えていこうとしています。
【コーディリエラ・グリーン・ネットワーク 反町真理子さん】
長年フィリピンのベンゲット州に住み、コーディリエラ地域(ベンゲット州を含む山岳地帯)で農家さんに環境教育を行なってきた反町真理子さんは、現在コーディリエラ・グリーン・ネットワークというNGOでコーヒープロジェクトを立ち上げどの組織よりも植林を行なっています。
またKapitako Enterpriseという会社を経ちあげ、小農家さんが作ったコーヒーを日本へ輸出しています。
フィリピンのどの日本人よりもこの地域のコーヒーのことを知っている真理子さんは、コーヒーを買いたいマニラのフィリピン人からもとても頼られている存在。
どこまでも農家さんのためを思い、動き、実績を残している方だそうです。
生産者:コロス村の生産者20名
生産地:ベンゲット州 トゥブライ コロス村
品種:ブルボン、カティモール等
標高:1,400~1,600m
精製:ウォッシュト
乾燥 : 唐箕ザル、一部アフリカンベッド
栽培 : 栽培期間中 化学肥料農薬不使用