- 商品説明
フルーツティーのような印象!ピーチやチェリーのような風味を味わえて、爽やかで後に残らないスッキリした酸味♪
苦味★☆☆☆☆
酸味★★★★☆
甘み★★★★☆
香り★★★★☆
コク★★★☆☆★10月限定コーヒー★
エチオピア
ゲシャビレッジ
チャカ
ナチュラル
中浅煎り希少種「Gesha」を守り続けるゲシャビレッジ農園
【ベンチマジ地区】
ベンチマジは熱帯性高地気候で、日中の寒暖差があり、土壌は火山性の赤色土で肥沃、有機物も豊富な地域です。ゲシャ種の原生地「ゴリ・ゲシャの森」に近く、野生種の遺伝的多様性も豊かです。 農園は森林保護区に隣接し、在来樹木の木陰で育てるシェードグロウン方式を基本とし、栽培では化学肥料や農薬を最小限に抑え、土壌の有機循環を重視しています。周囲の森林を守り、生物多様性を保全する農法を実践しています。
【ゲシャビレッジ農園のはじまり】
農園のオーナーである米国出身のアダムさんとエチオピア出身のレイチェル夫人は、2007年にエチオピア政府から依頼されたコーヒーのドキュメンタリー制作を通じて、人々の暮らしや文化、そしてコーヒーの営みに深く心を惹かれました。
夫妻は、自らもコーヒー生産に携わることを決意し、首都アディスアベバ近郊で農地を探し始めますが、理想的な環境にはなかなか巡り会えません。探索範囲を広げ、約20km離れた原生林「ゴリ・ゲシャの森」を歩き続けた末、夫妻はジャスミンの香りが漂うゲシャ種の原生地、ゲシャ村に辿り着きました。ここでゼロから農園を立ち上げる決意を固め、世界最高峰のコーヒーを生み出す挑戦が始まったのです。
【「森の守護者」が守り続けてきた
豊かな自然の地】夫妻がまず取り組んだのは、先住民メアニット族との信頼関係の構築でした。族長のShayaさんとOmaさんを中心に、何世紀にもわたり森を守ってきた彼らとの協力が不可欠でした。
夫妻は時間をかけて農園づくりの理念を説明し、自然環境や地域社会との共生を前提に農園設計を進めます。水源や土壌の管理を整え、自然体系を崩さないように3万本以上のシェードツリーを植樹。
また原生林から持ち帰った6種の品種を試験的に栽培し、品質の高い3種に絞り込み、その中でも「Gesha 1931」を中心に持続可能な農園の基盤を築き上げました。
【困難を乗り越え、希少品種を守る】
農園は首都から車で丸2日かかる遠隔地にあり、資材運搬や人手の確保は容易ではありませんでした。夫妻は川に橋を架け、地域住民と協力しながら、一つひとつの課題を乗り越えていきます。ゼロからのスタートにもかかわらず、2017年には生産2年目で1,200袋以上の収穫を達成し、世界中のバリスタ大会でも高く評価されました。
希少なGesha種は収量が少なく収穫も難しい品種ですが、持続的な生産を続ける農家さんは多くありません。その理由は、 ハイブリッド品種はおろか、伝統品種と比較しても著しく生産量が低いこと。また原生種であるが故に、チェリーの色づきが様々で、真紅やボルドーだけでなく、ピンクや赤茶など木々によって違いがあり、収穫時のピッカーに高い精度が求められる為でもあります。
また病害虫に対する耐性等も未知数な部分が大きく、リスクが非常に高い品種とも言えます。夫妻は品質向上と地域住民の支援を両立させ、ゲシャ発祥の地の誇りとともに世界にエチオピアの魅力を伝え続け、ゲシャビレッジ農園の名は、今や国境を越えて知られる存在となりました。
- 商品情報
●特徴
農薬化学肥料不使用・フェアトレード の豆を使用●製法
ナチュラル●生産地
エチオピア南西部 ベンチマジ地区●生産者
ゲシャビレッジ農園 農園主アダム・オーバートンさん、
レイチェル・サミュエルさん ご夫妻●標 高
1,900〜2,000m●栽培品種
Gori Gesha, Gesha 1931●乾燥
アフリカンベッドでの天日乾燥●栽培
栽培期間中農薬化学肥料不使用●規格
G1
ITEM 商品詳細

