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イエメン モカハワール シャムス 中浅煎り【¥1700/100g】 ★9月限定コーヒー★

4001,700(税込)

クリア

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商品説明

スッキリとしたフルーティな甘みと香りのある味わいで、ラズベリーのようなハーブティーのような香りと甘みが楽しめます♪

苦味★☆☆☆☆
酸味★★★☆☆
甘み★★★★☆
香り★★★★☆
コク★★☆☆☆

★9月限定コーヒー★

イエメン
モカハワール
シャムス
中浅煎り(シティロースト)

 

品名の「シャムス」は現地のことばで「太陽」の意味。
収穫期になると、農家さんのお家の屋上や庭先にはさんさんと降り注ぐ太陽のもと、
乾燥中のたくさんのコーヒーの実が広げられています。

 

 

【イエメンのコーヒー】

「幸福のアラビア」と称されるイエメン。乾燥地で水の確保が難しい中東地域にありながら、雨季になると緑が芽吹き、人々はこの地で農業を営んできました。

中東では唯一ともいえるコーヒーの生産地で、交易の中心となったモカ港は、モカコーヒーの名前の由来となった地として知られています。商人が多く活躍し、香辛料などの交易が盛んに行われてきました。

そんなイエメンでコーヒーが登場したのは13世紀ごろといわれています。以来コーヒーは、イエメンの人々の文化や生活の中に溶け込んできました。

現在、コーヒーは人々にとって主要な農作物のひとつとなっており、家族の生業としてコーヒー生産に取り組んでいる人々がたくさんいます。そのほとんどが1エーカーほどの農地を所有する小規模農家さんです。

イエメンでは、収穫から精製まで、各農家さんが行います。イエメンのコーヒー栽培で特徴的なのが、テラス式と言って、斜面に棚田のような土地をつくり、そこにコーヒーを植える方法です。ほかの生産国にはない光景が広がっています。

またイエメンの場合、シェードツリーは使用せずに農地にコーヒーだけを植えている場合が多いのですが、標高が高く、温度がとても低いため、シェードツリーは使わずとも健康的にコーヒーが育つと言われています。

【品種「ダワイリ」って?】

こちらのコーヒーの品種「ダワイリ」。別名「イエメニア」とも呼ばれたり「古代ティピカ」と呼ばれたりします。アラビカ種のコーヒーの起源はエチオピアや南スーダン周辺とされる説が有力です。そうした地域から、対岸のイエメンに持ち込まれたコーヒーがこの地に根付き、地場品種として栽培されてきました。 これが現在「ダワイリ」や「イエメニア」と言われる品種のルーツだそうです。

17世紀になるとヨーロッパでのコーヒーの需要拡大に目をつけた、オランダ東インド会社がイエメンからコーヒーを輸入するようになり、その後、栽培地拡大のためスリランカやインドネシアのジャワ島に、イエメンから調達したコーヒーを持ち込んだとされています。

こうしてジャワ島で栽培されるようになったコーヒーが、こんどはオランダのアムステルダムの植物園へ送られることになり、そこで栽培されていたコーヒーの子孫が中米や南米にも伝播していったのだそうです。

これが一般的に言われる「ティピカ」種の伝播の歴史です。「ダワイリ」は実は「ティピカ」のもとになったコーヒーなんです。

 

【海ノ向こうコーヒーさんとモカオリジンズさん】

私たちがいつも仕入れなどでお世話になっている海ノ向こうコーヒーさんは、より多くの人に、質の高いイエメンコーヒーを届けたい、コーヒーでイエメンの経済発展に貢献していきたいという思いで、兄弟で活動しているモカオリジンズさんをパートナーとして、単一農家さんのオリジナルロットや、地域の特別ロットなどをつくってきました。

このコーヒーはハワール地域の農家さん、総勢170名と協力してつくった、地域の特別ロットです。

多くの人に楽しんでもらえるよう、味や香りに特徴のあるものをつくろうと、村の農家さんたちが熱意を持って仕上げてくださったモカコーヒーです。

商品情報

●特徴
栽培期間中 農薬化学肥料不使用・フェアトレード の豆を使用

●製法
ナチュラル

●生産地
イッブ州 アルカフル市 ハワール地域

●生産者
ハワール地域の170人の農家さんたち

●標 高
1,800〜2,100m

●栽培品種
ダワイリ(古代ティピカ/イエメニーア)

●乾燥
アフリカンベッド+天日乾燥

●栽培
栽培期間中農薬化学肥料不使用