- 商品説明
余韻のあるほどよい苦味とプルーンのような甘みが楽しめます!
酸味の少ないコクのある味わい♪苦味★★★★☆
酸味★★☆☆☆
甘み★★★★☆
香り★★★★☆
コク★★★★☆★9月限定コーヒー★
フィリピン
カピタコ
タジャン
中深煎り(フルシティロースト)「Kapi Tako」は現地の先住民族の言葉で
「コーヒーを飲みましょう」という意味です♪
スペイン人によってもたらされたコーヒーは、
先住民族の人びとによって守り続けられてきました。【フィリピンのコーヒー生産と栽培環境】
フィリピンにおけるコーヒー栽培は、18世紀のスペイン統治時代に、アラビカ種のコーヒーが植えられたことに始まります。 19世紀後半には、一時的に世界第4位のコーヒー輸出量を誇るまでに成長したものの、さび病の蔓延などを受け、コーヒー産業は低迷していきました。20世紀後半には、ロブスタ(カネフォラ)種の大量生産が主流となり、近年ではスペシャルティコーヒーへの注目も高まり、品質を重視した生産へと方向転換する生産者も徐々に増えています。
フィリピンは7,000以上の島々からなる島国です。主なコーヒー生産地には、ルソン島のベンゲット州、ミンダナオ島のブキドノン州や南コタバト州、ビサヤ諸島のネグロス島などがあります。標高800~1,800メートルの地域にコーヒーの栽培地が点在し、それぞれの地域で独自の風味特性を持つコーヒーが生産されています。
このお豆は、フィリピンのルソン島にある、コーディリエラ地域のタジャンという山岳地帯から届いたコーヒーです。日本への流通量はまだまだ少ないこの地域のコーヒー。地域の農家さんが安定した収入を得られるように、コーヒー栽培で収入の選択肢を増やすとともに、自然環境も守ろうとする取り組みが行われています。
【ハヤトウリからコーヒーへ】
この地域の農家の主な収入源はハヤトウリです。ハヤトウリの栽培は、山の斜面にワイヤーを張り巡らし、蔦を絡ませて、直射日光を当てて行います。山の木々を伐採して土地を拓くため、山の保水力が低下し、村への水の供給にも影響を及ぼします。また、森林伐採により、それまで木の根っこで支えられていた地盤が緩み土砂崩れが起きやすくなるのです。
そこで、現地NGO「Cordillera Green Network(コーディリエラ・グリーン・ネットワーク)」は、農家に植林を促すとともに、その植えた木の下でも栽培ができるコーヒーを導入しました。ハヤトウリに変わる収入源としてコーヒーを広めていこうとしています。
【フィリピンで農家への環境教育に尽力してきた日本人】
長年にわたり、フィリピンで農家への環境教育に尽力してきた日本人がいらっしゃいます。お名前は、反町 真理子さんです。ベンゲット州を含むコーディリエラ地域を拠点に活動されています。コーヒープロジェクトを立ち上げ、アグロフォレストリー(森林農法)によるコーヒー栽培の普及や植林活動にも精力的に取り組んでいます。
さらに、Kapitako Enterprise(カピタコ・エンタープライズ)という会社を経ち上げ、この地で生産されたコーヒーを日本へ輸出しています。この地域のコーヒーのことを誰よりも詳しく、農家のためを思い活動し続ける真理子さん。現地の人びとからもとても頼られている存在です。
- 商品情報
●特徴
栽培期間中 農薬化学肥料不使用・フェアトレード の豆を使用●製法
ウォッシュ●生産地
ルソン島 コーディリエラ地域 マウンテン州 タジャン●生産者
タジャンのコーヒー農家さんたち●標 高
1,400m●栽培品種
ブルボン、カツーラ、カティモール●乾燥
天日乾燥●栽培
栽培期間中農薬化学肥料不使用
ITEM 商品詳細

