バニラやミルクチョコレートのような甘味のある香りと味わい♪
マスカットのようなフルーティな印象もあります。爽やかでやわらかい飲み心地です。

苦味★★☆☆☆
酸味★★☆☆☆
甘み★★★★★
香り★★★★☆
コク★★★☆☆

★４月限定コーヒー★

ウガンダ
エルゴンマウンテン
ウォッシュト
中煎り（シティロースト）

【ウガンダエルゴン山】
ウガンダの東部、最高峰エルゴン山は、ウガンダとケニアの国境にまたがる巨大な象徴的な山です。
また、アフリカでも有数のオーガニックコーヒーを栽培する農家が密集しています。

ウガンダは自然の美しい大地が広がり、「アフリカの真珠」と言われています。

【精製所を作ったことで品質向上をもたらした！】

シピ・フォールズは、この山で最も有名な滝の名を冠した精製工場の名前です。

カプチョルワ地区にあるウェットミルで、山の北部に広がる5000の有機栽培農家からチェリーを買い付け、加工しています。

2002年、アフリカで初めてオーガニック認証を取得した精製工場でもあります。

エルゴン山の農家は長年、自家製加工技術によって各農家で精製し、乾燥させる工程を行っていましたが、
シピ・フォールズの工場を建設した輸出企業カワコムのチームは、この地域のコーヒーに、さらに美味しくなっていく、大きな可能性を感じ、工場を建設しました。

シピ・フォールズの精製工場では、標高1800mの工場敷地内で、チェリーの果肉、ミューシレージ除去、発酵、洗浄、パティオでの予備乾燥、機械乾燥、研磨など輸出に必要なコンディショニングを整える作業を一貫して行うことができるようになりました。

その工程では、熟度の高い完熟チェリーのみをより分け、水路に流し込み比重選別を行い、見た目ではわかりづらい熟度の低い水に浮くコーヒーをはじきます。
さらにそのチェリーを湿式パルパーに通して果肉とミューシレージを取り除きます。
その後発酵槽で12時間発酵させてから、天日によって均一に乾燥させるため、数時間置きにトンボを使いコーヒーを攪拌させながら天候を見ながら36～40時間ほど乾燥させます。

敷地内のラボでは、乾燥が完了した直後にすべての完成品をテイスティングし、
さらに数週間後には輸出用の最終的な品質を確認するために再度テイスティングを行います。
その結果、エルゴンのテロワールを表現したクリーンなコーヒーが出来上がるだけでなく、デリケートな特性を持つ、劣化しにくい生豆が出来上がるのです。

【生産者さんの生活を改善】

この精製工場ができたことによって、

・農家が家庭で行う加工や保管にかかる労力や品質ダメージによる歩留まりの悪化リスクの減少、加工全体にかかるコストが低減。

・集中的に行うことで、安定した品質のコーヒーをロスなく販売できることで、単価が上昇。

といったメリットが組み合わさり、
この地区の農家への買い取りチェリー価格の大幅な上昇をもたらしました！

つまり、農家さんの収入の増加をもたらしました！

また、この精製工場は、フィルター付きの水路で、取り除かれたコーヒーチェリーの果肉の回収を行い、
コーヒーチェリーの粘液質などの有機物が大量に含まれた廃水をろ過し、有機肥料に転換し、農家へ返還することで、土地の栄養価は保たれ、地域一帯を大規模な有機栽培用の苗床として維持することができています。

●特徴
栽培期間中 農薬化学肥料不使用・フェアトレード　の豆を使用

●製法
ウォッシュト

●生産地
ウガンダ東部、カプチョルワ地区

●生産者
5000世帯の有機栽培農家さん

●標　高
1,700〜2,200m

●栽培品種
ブルボン、SL14、SL28、ブルーマウンテン

●サイズ
16~17up

●栽培
有機JAS認証・UTZ・レインフォレストアライアンス